2011年07月26日

疲労回復〜シジミとオルニチン

シジミに含まれるアミノ酸の「オルニチン」ですが、二日酔いなどお酒対策だけでなく、疲労回復にも良いのではと、最近注目され始めています。近年、オルニチンは肝臓をセーブし疲労回復をもたらすと期待されています。

肝臓・肝機能
肝臓は沈黙の臓器と言われますが、人体に非常に重要な働きを行います。すなわち肝機能が低下すると、栄養素の分解・合成・貯蔵・解毒などの機能が阻害されやすくなります。肝機能の低下はヒトの体内の細胞レベルでも悪影響をもたらします。たとえば疲労は、細胞が活性酸素等で傷ついた状態です。栄養素が行き渡りにくくなり、解毒機能も低下すると、疲労回復への対応が難しくなり、疲れやすく、また疲れが残るようになります。

オルニチン
「オルニチン」は肝臓で働くアミノ酸です。多くの食材に微量ですが含まれていて、ヒトの体内にも常在しています。通常、多くのアミノ酸はタンパク質中に存在しますが、「遊離アミノ酸」と呼ばれるオルニチンは血中に溶けて体内をめぐり、肝臓で有害物質のアンモニアを解毒するなど重要な働きをします。

オルニチンは、食材から摂取された場合、肝臓、腎臓、筋肉などに運ばれます。肝臓では「オルニチンサイクル(尿素回路)」というアンモニア代謝回路で働きます。アンモニアはエネルギーとなるATPやグルコースの生成を妨げます。そのアンモニアの解毒を促進するので、オルニチンはエネルギー生成にも寄与し、疲労回復に良いと言われています。

シジミ
日本ではシジミは古来よりお酒に良いとされ、飲酒後にシジミ汁を飲む方も多い。シジミは肝臓に良いと知られています。もちろん効果のカギとなるのがオルニチンです。肝機能を改善するオルニチンですが、シジミに非常に多く含まれているからです。

なおシジミは凍らせると、シジミに含まれるオルニチン量が増えます。マイナス4度がベストな冷凍温度だそうで、オルニチン量は8倍にも上昇したという実験報告もあります。メカニズムはよくわかっていませんが、シジミは一度冷凍したの方がいいと思います。

大人のキリンレモン
またキリンビバレッジの「大人のキリンレモン」では、レモン果汁1%のほかに、オルニチンも配合されているそうです。ということで最近我が家の冷蔵庫には「大人のキリンレモン」が常備されるようになりました。「大人のキリンレモン」は二日酔いや疲労回復に良いような気がします。

※参考資料:
・「オルニチンの効果と副作用」、オルニチンの効果と副作用を考える会、http://オルニチン.net/
・「オルニチン早わかりガイド」、2008年、http://www.divafest.org/
・「NHKゆうどきネットワーク【オルニチンで疲労回復シジミ】詳細情報」、http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-390.html
・「肝機能改善、疲労回復を助ける次世代アミノ酸「オルニチン」の研究サイト」、オルニチン研究会、2011年、http://ornithine.jp/
・「キリンビバレッジ」、http://www.beverage.co.jp/product/carbonic/okl.html
posted by 疲労回復 at 08:12| Comment(0) | 疲労回復〜肉体編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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