2010年10月20日

自律神経失調症

自律神経失調症は「疲労を回復せよ」という警告

自律神経失調症をご存知ですか。

脳の疲労等から、自律神経がバランスを崩し、めまい・多汗(あるいは冷や汗)・不眠状態・血圧の激しい上下動などを引き起こす。一般的にこう言われています。

ストレスが多い現代社会で、過度の疲労をためると、自律神経失調症になりやすい、とよく言われます。すなわち自律神経失調症はインターネット等の普及した情報化社会の現代病だと。

このことは当たっていると思います。しかし、もし自律神経失調症が起きなかったら、その人は過労で死んでしまう・・・ケースも多いと思います。

例えば、自律神経失調症で「めまい」や「多汗症状」がでる。"これはさすがにおかしい"、ということで急きょ、仕事を休む。その結果、過労死や突然死を未然に防ぐ。こういった機能、すなわち日常生活での "緊急の疲労回復機能" が、自律神経失調症にあると思う。自律神経失調症は「疲労を回復せよ」という身体からの警告だと思います。

自律神経はパソコンのOSのようなもの

自律神経は人間の体の恒常性を保つ役割を果たしています。自律神経は僕らが普段、意識するしないにかかわらず、心臓や肝臓、腎臓、胃腸などを適切に動かしてくれています。パソコンで言えば、優秀なOS(オペレーティングシステム)やBIOSみたいなもので、基本的に安定していて、異常な動作はしないものです。

そして自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経バランスで成り立っています。交感神経はアクティブな状態を促進・維持し、副交感神経は静的に体を休ませます。活動する神経=交感神経、休息する神経=副交感神経と言えます。

そもそも太陽が昇れば、交感神経が働き、人間は元気に活動する。日が沈めば、副交感神経が働き、人間は休息・睡眠をとる。こういう自然の摂理に合わせたのが、交感神経+副交感神経=自律神経なのです。

24時間社会は自律神経バランスを壊す

で、問題はコンビニエンスストアやインターネットが幅を利かせる24時間体制の社会になると、人間は昼夜問わず「交感神経」優位になりやすい。感覚としては、24時間、太陽が昇り続けているようなものです。

また仕事で連日深夜まで残業、残業となると、これもまさに「24時間交感神経状態」でしょう。過酷な業務で神経をすり減らしたり、尋常でない人間関係に悩まされたりすれば、過大なストレスにさらされるでしょう。

これはきつい。現代のようにストレスが多いと、常に交感神経が働くことになり、副交感神経が働けません。つまり「休めない」、「眠れない」、「疲れが取れない」状態です。そして、疲労がどんどんたまる状況になります。このままでは過労死へ一直線です。

脳のブレーカーが落ちる
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そこで「自律神経失調症」という警告が鳴り響きます。異常な「ふるえ」や「多汗」等が強制的に身体と心を休ませようとするのです。電気を使いすぎると家のブレーカーが落ちるように、脳の(あるいは神経の)ブレーカーがバチンと落ちるのです。

ですから、自律神経失調症と診断されたら、「過労死せずに良かった」と思えば良い。「病気」であるのだから、大手を振って「休息」をとりましょう。自律神経失調症は、半強制的に疲労回復へ向かわせる、人間の身体に備わったある種の "緊急避難所" だと思います。

※参考資料
・「自律神経失調症 - Wikipedia」、http://ja.wikipedia.org/wiki/
・「自律神経失調症 うつ病ナビ ココカラ」、日本自律神経研究会代表・鈴木直人氏、http://www.jiritunavi.com/
・「自律神経失調症 知っておこう!カラダのこと」、埼玉 アゼガミカイロプラクティック治療室、http://www.azegami.com/jiritu/
・「自律神経失調症support」、 2008-2010 自律神経失調症 チェック 症状、http://genki-go.com/
※写真は「写真素材 足成」の素材を利用しています。http://www.ashinari.com/
posted by 疲労回復 at 16:26| Comment(0) | 疲労回復〜精神編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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