2010年02月18日

疲労回復〜ショウガ(生姜)

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基本的に疲労回復、すなわち疲れたこころとカラダを回復させるには、休養と睡眠が欠かせません。酷使されマイナス状態にある脳と肉体をゼロに戻すためには、やはり「休養と睡眠」が必要でしょう。

しかし様々な理由・状況で十分な休養と睡眠がとれない場合、別のアプローチをする必要もあります。すなわちマイナス状態→(癒し効果)→ゼロ状態ではなく、マイナス状態→(免疫力等アップ)→プラス状態にもっていく短期的な処置です。

巷で売られている栄養ドリンクも結構ですが、ここでお奨めしたいのが「ショウガ」です。

         ※         ※         ※

ショウガはもともと南アジア地域の熱帯地方原産で、米作といっしょにBC10世紀ごろ日本に渡ってきました。またショウガは医療用漢方薬の7割以上に使われており、ショウガ無しには漢方は成り立たないと言っても過言ではありません。英語の「ginger」を辞書で調べると、刺激、生気、元気、活気など、ショウガの効能である免疫力アップを連想させる意味が載っています。

これを彷彿させる歴史上の出来事が、英国でありました。16世紀のペストの流行です。当時、ロンドン市民の約3割がペストで亡くなったと言われています。しかし有名な話ですが、「ショウガを食べていた人は死ななかった」そうです。当時の英国王ヘンリー8世がロンドン市長に「市民はショウガをしっかり食べるように」と強く推奨したという逸話が残っています。

日本でも古くからショウガは医薬用に使われていました。農学博士で香辛料の機能性や生理学的効用に詳しい放送大学教授・中谷延二氏(元大阪市立大学名誉教授)は以下のように述べています。
「ショウガは、香辛料としてよりも、疲労回復、病気治療など医薬用に使われていたようです。食欲増進や殺菌などの作用、リウマチ、神経痛への効能、さらに体を温める作用もあることから、冷え性や発汗などにも効果があります。」

ショウガの薬効は、ジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオール(辛味成分)およびジンギベロール(芳香成分)などの総合(相互)作用と言われています。例えば寿司のガリはショウガですが、ジンゲロンやショウガオールの強い殺菌作用が生ものである寿司での食あたりを防止しています。また寿司を食べ過ぎても意外と胃腸がもたれないのは、ジンゲロンの健胃作用にあると思われます。

また他にもショウガの効能はたくさんあります。コーカサス・グルジア共和国科学アカデミー長寿医学会名誉会員の石原結實・イシハラクリニック院長によれば、以下が科学的に確かめられています。

1. 発汗、解熱、去痰、保温作用
2. 鎮痛作用
3. 抗掻痒作用
4. 鎮咳、鎮吐作用
5. 唾液、胃液、胆汁の分泌亢進作用(消化促進)
6. 抗潰瘍作用
7. 腸管内輸送促進作用
8. 強心作用
9. 高血圧に対する血圧低下作用、低血圧に対する血圧上昇作用
10. 血栓予防
11. うつ病の改善
12. めまいの予防・改善

このようにショウガには多くの効能が期待できます。新陳代謝を促進し、免疫力をアップし、全身の機能を高めるのです。ショウガが万病に効くと言われるゆえんですね。

※参考資料:
・「Yahoo!辞書」、プログレッシブ英和中辞典、JapanKnowledge、2010年、http://dic.yahoo.co.jp/
・『医者いらずの食べ物事典』、石原結實著、PHP文庫、2007年
・「大学教授対談シリーズ『こだわりアカデミー』」、中谷延二・放送大学教授、アットホーム株式会社、2005年、http://www.athome-academy.jp/archive/medicine/0000000120_01.html
※写真は「写真素材 足成」の素材を利用しています。
http://www.ashinari.com/
posted by 疲労回復 at 22:48| Comment(2) | 疲労回復〜肉体編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかテキトーやったら金くれたwww
http://miDniGhTOWL.NET/entry/wpy0ym3
折角だから今からパチ屋行ってくるw
Posted by KZ at 2010年03月19日 11:02
おれも行きたい
Posted by 下手糞 at 2010年08月25日 03:05
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